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みんなで書き込む私小説

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/12 01:31
そろそろ人生の転機を迎えた年代となった。

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 00:03
閉店間際だったのでサービスといって1パックおまけしてくれた。
光子はたこ焼きやさんを神と思った。
おかずも半額で買えた。

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 00:11
帰りに1人で映画を観ようと思い、アイスクリームを買うのはやめた。
「怖いカニ」の映画だった。
これを観ないと皆との会話についていけなかったので早く観たかったのだ。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 00:13
安く買い物ができたのは、制服姿も効果があったようだ。
やはりスチュワーデスの制服は男性に人気がある。


204 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 00:20
映画館は一杯だったが、指定席が1つ空いていて座ることが出来た。
暗いからいいやと光子はたこ焼きを食べ始めた。

205 :電気ブラン:03/11/21 00:23
「今度はコスプレで、迫ろうかしら」と思う、光子だった。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 00:47
最初は怖いカニだったが、最後の方ではカニのやさしさに感動した。
人類とカニは友達になれると思った。
光子はカニのコスプレもありかしら?と思った。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 00:56
映画館ではカニのお面を売っていた。
映画を観終わった人は皆そのお面をして帰りたがった。
光子も同じだった。スチュワーデスの制服にカニのお面は良く似合った。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 01:04
スーパーでカニを買えば良かったわ。焼き魚を買ってしまったもの。
明日は絶対カニを買うぜ!


209 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 01:13
腰のあたりで拳を握り締め、気合を入れる光子であった。
そのとき方をポンと叩かれ、振り向くと蕎麦屋で会った男が立っていた。
微笑む顔のまぶしさに、光子も釣られてニッコリと笑った。
しかし光子は歯に青海苔が付いていることにはまだ気づいていなかった。


210 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 01:16
「夢は正夢?」と我が身を疑った光子であった。


211 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 01:19
「そのお面良く似合ってますよ」男がやさしく言った。

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 01:23
「歯に青海苔も付いていますよ」爽やかに男は言った。
あまりの爽やかで優しい物腰に、光子は天にも昇る心地がした。
早く天国に逝っちまいたかった。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 01:26
「私を天国に連れてって・・・」光子は呟いた。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 01:31
「いつでもいいですよ」男が答えた。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 01:41
男は何者だろう?本当に連れて行くのは天国なのか・・・

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 07:12
人間には出会って良かった人とそうでない人がいる。
君もそうだろう。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 07:17
エイジと妻も同じ映画を観に来ていた。
光子に話した別れ話は嘘のように仲良くポップコーンを食べていた。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 07:21
映画館のロビーのポップコーンの匂いに光子は

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 08:17
なんだか今日1日食べ物のことばかりだわ。

私もそのうちぶよぶよに太ってあの奥さんみたいに
ダンナに愛想つかれる女になるんじゃなかしら、と
ぼんやり考えていた。

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 08:17
昔、彼と一緒に映画を観たことを思い出した。


221 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 08:20
それにしても・・・最近の私は自分自身ではないような気がする
まるで誰か(複数)に操られてるような・・・まるで
おもちゃにされてるわ、私ったら。

光子は自分がアンドロイドだということをまだ知らない。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 09:42
彼と知り合ったのはアンドロイド商会に勤めていた時だった。


223 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 09:44
彼との出会いた辛くて退職含みで休職したのだが、社長が光子の能力を買って休職継続の扱いを続けていたからだ。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 12:29
社長は光子が退職を申し出た時、何とか退職を思い留めるよう慰留していた。
事情が事情なだけに、光子に復職の途を与えておくことで休職扱いにした経緯があった。



225 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:21
蕎麦屋で出会った男はアンドロイドのスカウトマンだった。

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:27
社長がそろそろ復職を求めていることを光子に伝える使命を帯びていた。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:28
この国も人口減少に備えてアンドロイドを増産する計画が進んでいた。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:46
アンドロイド商会は社長が創設した化粧品メーカだった。
機能性を追求した化粧品であったことから、他社との差別化が進み、爆発的な売れ行きを示していたからだ。
光子がその開発に携わったことで、社長は次期商品の開発に光子抜きでは考えられないと考えていた。



229 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:49
やり手の社長にとっては、この増産の反動が怖かっただけに、社長は次の商品開発を今のうちからスタートしたかったのだった。


230 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:50
光子は単なる化学者ではなく、その感性が優れていたことが女性層の支持を得ていたことを社長は知っていた。


231 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:52
光子が提唱した商品は当初は社内では猛反発を喰らっていた。

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:53
「若い女性でまだ学校を出たばかりの女に何が分かるか」と社内の先輩男性陣の反発を喰らっていたからだ。

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:55
社内で総スカンを喰らったことで、光子は鬱状態となったものの社長の決断で商品化された経緯があった。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 13:58
光子が提唱した商品は爆発的な売れ行きを見せたものの、若い光子にとっては鬱の状態がしばらく続いて退職を申し出たものであった。


235 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 14:07
その化粧品は年代、気候等、どんな酷な環境で生きてきた人の肌も
生まれたての赤ちゃんのようなみずみずしい肌に戻す力があった。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 14:08
しかし、本当は鬱なのではなかった。
誰も気がついていなかったが、ときどき心がどこかに行ってしまったり
物忘れが激しかったりするのは、実は光子が欠陥商品だったからなのだ。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 14:09
それを補ってきたのは冷酒と天抜きだった。

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 14:24
光子のぼんやりしている様子にそろそろ冷酒と天抜きが切れてきたなと
男は感じていた。

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 14:37
しかし今はもう時間が残されていなかった。代わりになるもの・・・
アイスクリームを光子に買い与えた。

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 14:44
ライバル社のスカウトマンが光子の様子を見ていた。

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 14:50
ちょっとぼけたねえちゃんだなぁ。大丈夫かよ。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 15:16
アイスクリームを食べた光子は目がきらきらと輝き、口角も上がり
肌のはりも増し、知的な美しい顔になった。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 15:22
光子は職業柄、人の肌を観察する習慣が身についていた。
蕎麦屋で出会った男はまだたるみはなさそうだった。

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 15:24
ライバル社のスカウトマンとは、誰あろう、蕎麦屋の男だった。
彼は腕利きの産業スパイだった。コードネームは「てんぬき」という。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 16:56
蕎麦屋で出会った男の肌にたるみがなかったのはこのライバル社の製品の
おかげだった。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 17:05
映画館で会ったアイスを買ってくれたあんちゃんは
蕎麦屋で出会った男ではなかった。
双子のように似ていたので光子には区別がつかなかったのだ。


247 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 17:08
てんぬきは2人の様子を静かに見ていた。

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 17:32
てんぬきはぼけたねえちゃんと思いつつも光子に何か惹かれるものを感じていた。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 17:39
光子にとって、会社の仲間の仕打ちで未だ精神的ダメージを受けていた。
「労災を申請しようかしら」と思う光子であった。


250 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 17:44
労災の審査は厳しいかもしれなかった。

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 17:58
街ではクリスマスツリーがよく見られるようになった。
光子はまだ予定がなかったが一人でも平気な性格だった。
クリスマスに1人ではダメだという世間をあほぉかと思っていた。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 19:04
「そういえば、ファンケルの社員が鬱で労災が認められたわ」「私も可能かもしれない」


253 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 19:09
「申請してみるべきだわ」

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 20:01
申請は3連休後にすることにして、その日は家に帰った。
翌日、カニはお寿司屋さんで食べることにした。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 20:12
もう、蓄えも乏しくなって一抹の不安を覚える光子であった。


256 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 21:17
それでも馴染みの寿司屋に行った。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 21:31
感じのいいご主人のいるお店だった。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 22:22
ご主人と蕎麦屋で出会った男はグループだった。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 22:27
光子はカニを食べ終わると眠くなってきた。

260 :電気ブラン:03/11/21 23:07
「でも、もう少し飲みたい」そう思う光子だった。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 23:35
カニとお酒代はつけにしてもらった。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 23:40
今日はいろいろな出来事があった。「なんだか疲れた」
寿司屋の主人に礼を言い、アパートへと歩き出したが体に力が入らない。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 23:45
すると目の前に車が止まった。

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 00:25
読者より
最初は官能小説かと思ってたら途中からお笑い系になり
SFが入ったかと思ったら、企業小説?ですか・・・
イイ女でありながら食べ物に目がなく、ときどき意識を無くしたり
アホかと思えば有能な商品開発ができる切れ者科学者・・・光子の
今後の展開が楽しみです。横レスすみません・・

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 00:35
アンドロイドがよくわからず、うまく書けずにいます。

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 01:06
ロボット?サイボーグ?

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 01:11
車の中から出てきたのは高校の同級生だった。
「久し振り!酔ってるようだね。送っていくよ。」
光子はラッキーと思い、車に乗せてもらうことにした。

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 01:46
「アンドロイド商会の化粧品、私も使っているわよ」運転している芳恵が言った。


269 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 01:50
「あなたが、あんな無名の会社へ就職した時は驚いたけど、今じゃ注目の会社ね」


270 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 01:52
「それにしても、あの社名だけは戴けないわね」
「最初はロボットの会社かと思ったわ」と芳恵は続けた。


271 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 01:54
「社名は社長が創業した時にお世話になった人の名前から由来しているの」と光子は答えた。


272 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 01:58
芳恵は高校時代、学年で1位、2位を争うような美人だった。
それは今でも変わらなかった。

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 02:01
「創業直前に亡くなったパートナーのロイドさんを偲んで付けた名前なのよ」
「正式にはアンド・ロイドと言う社名なのよ」
「販売が社長が担当し、開発をロイドさんが行っていたらしいの」
「事情を知らない人なら、確かにヘンな名前に聞こえるかもしれないね」と光子は答えた。

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 02:04
「社名はロイドさんと一緒って意味から来ているのね」と芳恵は納得した。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 02:39
車の中はCNNの英会話のCDがかかっていた。
光子は大体聞き取ることが出来た。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 03:10
「会社はどぉ?」芳恵が尋ねた。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 03:11
「今、休職しているの」

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 06:05
「疲れちゃった」
「芳恵はどお?」


279 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 06:07
「まぁ、まぁね」
「休職なんて、どうしたの」


280 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 06:57
「実質はもう辞めたの」
「休職期限が切れてしまって」




281 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 07:23
車の中から屋台のラーメン屋さんが見えた。
「あそこのラーメンおいしいのよ」光子が言った。
「本当?私、屋台は食べたことないのよ。1度行ってみたいわ。今、いいかしら?」
光子はお酒の後のラーメンが欲しかったので喜んでOKした。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 11:52
ラーメンを食べながら芳恵が聞いてきた。
「もう辞めちゃったのなら仕事探してるの?」

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 12:33
まだよ。働く意欲が湧かないの。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 12:48
「そうなの?でも、そんな時があってもいいわよ。」
芳恵が優しく微笑んだ。



285 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 12:50
光子は学生時代の友達ってやさしくていいなと思った。

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 12:59
また芳恵と何度も会えるようになるといいな。
「芳恵は今仕事何してるの?」と聞いてみた。
芳恵はちょっと視線をそらして

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 18:54
「実はね。」と急に思い詰めた顔をして言った。「わたし、ヘッドハンティング
されたのよ。・・・・」思わず光子は息をのんだ。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 19:05
息をのんではいた瞬間にわかったの。
わたしを誘った人はこのスレで名の知れたお腹いっぱいの魚やさんだった。
・・・上司になるかもしれない人が、、あれじゃあって思ったWA。W


289 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 19:25
でも、思い直したの。これからはおさかなの時代よ。海を守らなくちゃ。
私、これから漁に出るの。
芳恵の固い決意を感じた。光子は芳恵の地球全体を考える視野の広さに感動した。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 19:38
遠洋漁業に出るからなかなか会えないと思うけど、
今度帰ってきたらおさかなご馳走するわ。待ってて。
光子はなんていい友達を持ったのだろうと涙が出た。
あまりの嬉しさにその日のラーメン代は光子が払った。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 19:53
光子はその夜考えた。
どうすれば私も後悔しない人生が送れるかしら。

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 21:27
でも、芳恵は某公共放送でそこそこ名の知れたアナウンサーなだけに、一悶着起こしそうな気がした。


293 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 21:33
スポーツ紙に「伊藤、異動!?」の見出しが出るのではないかと光子は思った。


294 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 22:07
1週間後、マスコミは大騒ぎだった。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 22:49
反響の大きさに芳恵は翻意したからだった。

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 22:52
結局、芳恵は元の職場に留まった。


297 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 22:53
光子はその間、労災の申請の為に病院で診察を受けたが、一時的な仮面鬱病であり労災申請に必要な鬱病とは診断されなかった。

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 23:04
アンド・ロイド社の決算発表があった。

299 :電気ブラン:03/11/22 23:48
大幅な赤字だった

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 23:52
アンド・ロイド社は光子を探していた。

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